第73回ワークショップの模様

     (とき:'99/3/22 ところ:大阪府立総合青少年野外活動センター)

テーマ:「野鳥の標識調査から見えてくるもの」(実習と報告)
発表者:山根 みどり さん (山階鳥類研究所 協力調査員)
日 時:3月22日(祝・月)11:00〜15:00
内 容:今回の発表者は野外センターでの「かすみ網」を使った野鳥の捕獲調
査をはじめ、各地で標識調査を続け、日本における野鳥に関する情報を集めて
いる方です。ワークショップでは、その調査途上の報告と実際の標識調査の実
習を紹介していただきました。

 

 センター内に12箇所設置された巣箱を覗いて見ると、中には少しづつ巣が作
られていました。写真右の巣箱は、作り出してからまだ2〜3日しかたってい
ないそうです。

 

 研修室では、標識調査の歴史と現状についてお話していただきました。また、
ツバメやスズメ、メジロといった身近な鳥から、オオミズナギドリといった聞
き慣れない名前も含めて、いろいろな鳥の生態がビデオやスライドを使って紹
介されました。写真右は実際に鳥の足に付けられる標識で、小さなアルミの輪
の上に「KANKYOCHO TOKYO JAPAN」と刻印されていました。


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第74回ワークショップの模様
             (とき:'99/6/12 ところ:大阪教育大学天王寺キャンパス)

 74回目のワークショップは、大阪教育大学天王寺キャンパスでおこなわれまし
た。話題提供者は鈴木善次氏(大阪教育大学名誉教授)で、テーマは「環境教
育〜この10年をふりかえって〜」でした。鈴木氏は環境教育学会の草創期ら中
心的な役割を担われてきた方で、講演内容は学会設立以前から環境教育に携
わってきた御経験と研究を織り交ぜながらのお話しでした。


 

当日の参加者は40名で、質疑応答のときも熱心な議論が展開しました。

 



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