第111回関西ワークショップ

 今、日本の湖沼では外来魚についての様々な問題が持ち上がっています。そこで今回のワークショップでは実際に外来魚を釣って、こうした問題を考えました。そして、そして釣り上げた外来魚は、おいしくいただきました。

と き:2003年7月13日(日)

ところ:膳所(ぜぜ)城址公園(滋賀県大津市丸の内町)

話題提供者:板倉 豊 氏(京都精華大学、京都自然教室)

テーマ:「外来魚を釣ろう」

 
まず琵琶湖の魚を釣り上げました(左)。結局、ブラックバスは釣ることができま
せんでしたが、事前に用意していただいたものを食べることができました(右)。

 
ブラックバスはスズキの仲間だけであって、味は淡白で美味しいと参加者から
も好評でした。一方、ブルーギルは、味はよいものの、小さいから調理に手間
がかかるのが難点だそうです。

 
近くの釣り場では釣り人がブルーギルを釣り上げていました。こうした琵琶湖で
繁殖した外来魚を、買い取る制度が実験的に10月31日までおこなわれていまし
た。写真右は外来魚と引き換えられた「ノーリリースありがとう券」


膳所の城址公園の前では、伝統的なエリ漁が行なわれていました。

※京都自然教室 第207回定例観察会との共催でした。